よしみずのサイクル日誌

自転車・キャンプ・ホビーなど。

アマガミSS・薫編を見て。

見ました。

 僕がアマガミに熱中するようになった要因でもある、うんこちゃんの実況では「モルボル」だの「ワキガ」だの、とことんバカにされていたけど本当にひどい。僕はこの子の設定で「母子家庭」っていうのを見た瞬間に好きだと確信しました。

 いつもは明るいけど、陰ではすごくがんばっていて、でも決して弱いところを見せようとしないんだけど、無理してるのが透けて見えてるタイプの女の子。恋愛ゲームだと王道のキャラクターかな。しかも中学以来の悪友で、軽口の叩き合える仲。情に厚く友達思いで…と、「すっごくいい子」という印象しかない。健気に頑張る姿がまぶしい。

 でも、こういう、頑張っている素晴らしくいい子に、ひどいことをするのがアニメ・ゲームの脚本なのです。鬼!悪魔!

 「過労で倒れる」とかは、ありがちなパターンだけど。「唯一の家族である母親が見知らぬ男を連れてた」っていうのは、さすがにひどいことをするなぁ!とひとりで部屋で声をあげてしまった。前者なら、倒れた彼女を追って保健室に行って、心身ともに参ってしまったヒロインを抱き締めて「俺にも甘えてくれ」みたいなことを言えばだいたい解決するんですけど、こればっかりはかける言葉がみつからなかった…。作中の主人公はさすが付き合いも長い、さっとカッコいい一言でしたね。まぁ、ニュアンスは似てるか…。

 ファミレス裏のこの会話でも、保健室でクリスマスのデートの約束をするシーンも、最後のクリスマスの告白まで、薫のほうがすごく積極的でびっくりした。というか、薫ルートの主人公、普段にも増して奥手だよなぁ。全部彼女のほうから言ってきてるじゃんか。情けない…。

 というかファミレス裏でいきなり「あたし、あんたがそばにいなきゃやだよ」って言ってきたときはえっ急接近すぎない!!?いきなりそんな大胆な!とびっくりしたんだけど、主人公は冷静だったね(笑)。まぁ、「今までどおり友達として」と解釈したのかもしれないけど。あそこには告白のニュアンスは全くなかったもんね。

 あと、田中さんと梅原は付き合えばいいと思うの。主人公と薫みたいな、いい感じの軽いノリで楽しそうじゃん。

 保健室でのデートの約束はびっくりしたね。てか薫編、びっくりすることが多かった。告白して付き合う、どころの関係じゃない、絶対的な信頼感があったもん。もう付き合ってないわけがないよ。そんな約束できるのなら。

 最後の告白は薫の象徴的なセリフですよね。「アンタの悪いとこ100個は言える…でもね、良いとこは101個言える!」泣いちゃうよ。てか泣いちゃった。

 アマガミ聖地巡礼に、今すぐ行きたい。銚子なんですよね。遠いけど…それほど遠くもない。いつか絶対に行こう。

 それまでに、もっと彼女たちを深く知っておきたい。そう思います。