よしみずのサイクル日誌

自転車・キャンプ・ホビーなど。

シンエヴァを見た。

もちろんネタバレを含みます。

 

アマプラで配信開始されたので、やっと見た。

頻尿の僕は映画館で見るのは無理だろうと思ってた。実際、途中3回くらいトイレに行った。長い…!

ただ、その長い時間、全て目が離せなかった。

深夜0時頃から『破』を見始め(『序』はこないだ見た)、『Q』を見て『シン』が始まったのが午前3時。ただそこから一瞬の眠気も感じることなく見終わった。

幸せな終わり方だった。嬉しかった。

ミサトさんは、やっぱり「オトナのお姉さん」だった。男はみんな、ああいうお姉さんが好きなんだよね。男はみんなマザコンだから、母親の愛を感じるのかね。最後は僕たちを庇って死んじゃうんだよね。たまには救われてもいいじゃない…。でも、その儚さもまた、お姉さんたちの魅力だよね…。今思い出したのは、ジャイアントロボの、銀鈴さん。

アスカはどうなったんだろうか。最後の駅のシーンで、見なかった気がするけど。でもどこかで幸せに生きてるんだろう。シンジくんが成長してたから、彼女の呪いも解けたのかな。『破』から見直してよかった。「あのときのお弁当、美味しかった」泣きそうになった。「アンタが好きだったんだと思う」胸が苦しかった。全て過去形だったのが、なんだかつらかった。

 

「言葉に出して対話する」ことの大切さ、それがテーマだったのかな、と感じた。

綾波の「おやすみって、なに?」「おはようって、なに?」言葉に出して訊くこと。シンジくんは「放っといてくれよ!」と対話を拒んでいたけど、「なんでみんな僕にそんなに優しいんだよ!」と訊いたから、「みんな碇くんのことが好きだから」と答えを聞けた。口に出して訊かないと、わからない答えがあるよね。「なんで」「なぜ」「あれはなに?」訊くこと。イヤホンを外して、外の世界と対話すること。ゲンドウも「これは暴力で解決することではない」と言っていた。カオルくんの話を聞けなかったあのときのけじめ。「リョウジと話した。いいやつだったよ」話したからこそわかることがある。「僕を好きと言ってくれてありがとう」「僕も、アスカが好きだったよ」感謝を、想いを、伝えること。

 

衝撃が大きくて、まだまだわからないし、整理できてないし、一部しか思い出せないけど、とりあえず書いておく。

僕も、親と話をしたいと思った。